悲嘆療法(グリーフセラピー)は、ヒプノセラピー(催眠療法)の中の1つの手法です。
悲嘆療法では、既に亡くなってしまった、あるいは近くにいなくて、会えなくなってしまった、あなたにとって大切な人と対話をすることを試みていきます。
例えば、家族、恋人、親友、親戚、恩人など、あなたにとって非常に大切な存在はいるかと思います。
もしも、その大切な方が不慮の事故や、病気、自然災害、あるいは自殺などにより、突如としてあなたの前からいなくなり、もう会うことができなくなったら、あなたはどのような思いを抱きますか?
当然、その方と話したいこともまだまだあったと思いますが、あなたの元から去ってしまい、それができなくなってしまった今、恐らくやりきれない思いを抱くことでしょう。
また、心の整理もつかないでしょうし、事実を受け入れられない状態にもなるかと思います。
あなた自身が心の準備ができていない状況での別れは、非常にショックも大きいかと思います。
何より大切な方と、最後に十分なコミュニケーションも当然交わしていないまま会えなくなっていますから、後悔を感じたり、やり切れない思いを抱いていると思います。
このような相手に対する後悔であったり、やり切れなかった思いは、時としてあなた自身の中に大きな心の傷を残します。
更には、後ろ向きな思いに捉われて、これから先、あなたが前に進んでいこうとする上で、大きな障害になることも多々ございます。
そして同時にあなたは、できることであれば、最後にもう1度だけその大切な方と会って、話したいと感じることかと思います。
悲嘆療法では催眠状態の中で、その大切な方ともう1度会って、あなたから伝えたかったけど、伝えられなかったこと、あるいはその方から聞きたかったことなど、対話をしていきます。
その方ともう1度対話を実現することで、あなたの中に残っていた気持ちや心の傷が軽くなったり、癒されていく可能性があります。
ここで1つ論点となるのが、なぜこのように、
「既にいなくなった存在とコミュニケーションを図ることが可能になるのか?」
という点ですが、これは今現在、科学的に証明されているモノではありませんので、どうしても信じるかどうかの解釈となってしまいます。
この方法を用いている私たちの解釈としては、
「仮に肉体はなくなっても、魂は生き続けている」
「物質的な距離・時間は関係なく、心の中では魂とは会える」
と言う発想をベースにしております。
1つ言えることは、催眠状態において実際にこの方法を用いてみると、価値観や信念などの違いを超えて多くの人が、既にいなくなった、その人にとって大切な存在との対話を実現できていることです。
誤解のないように申し上げますが、悲嘆療法は、一見、スピリチュアルの要素が強いメニューではありますが、決して霊能的な技術を用いた方法ではありません。
特に霊能的な技術を用いた方法ではなく、あくまでヒプノセラピー(催眠療法)の技術を用いて行っていきます。
また、全く面識のない他人など、自由自在にどんな存在とでも会える訳でもありません。
あくまで、あなたにとって係わり合いのある存在とのみ、会える可能性がある方法だと思っていただければと思います。
※まれにあなたが会いたいと感じた相手以外(あなたの別の知り合い)が、現れる可能性もございます。
いずれにせよ、実際に相手と会えて対話ができた場合、相手とあなたの対話を あなた自身が語り始めていきます
この時、誰かから与えられた言葉ではなく、あなた自らが心の中であったり、脳裏で目にして、声を聞いて、感じたことをあなた自らの口で語っているので、深い納得感や癒しを得ることができます。
これは、かなり深い究極的な愛情のコミュニケーションであるが故、為せることとも言えます。
もし、あなたがもう1度話してみたい大切な存在がいるのであれば、悲嘆療法(グリーフセラピー)を通じて、対話してみませんか?
●初回(3~4時間目安) 24,800円
●2回目以降(2時間30分~3時間目安) 20,000円
2回目以降は、初回と比べて、最初の事前カウンセリング部分が短めとなります。
※時間はあくまで目安となります。内容によって、大きく前後する可能性がございます。
10:00〜18:30
(最終開始時刻は18:30となります)
悲嘆療法(グリーフセラピー)は、対面でのセッションのみとなります。
スカイプでのセッションは行っておりません。